2023年4月5日水曜日

2023年3月に遊んだゲーム③:重装機兵ヴァルケン DECLASSIFIED(Switch)

 



 Switchで配信された2Dアクションゲーム「重装機兵ヴァルケン DECLASSIFIED」は
1992年に、SFCで発売された「重装機兵ヴァルケン」の完全移植に加え
当時の取扱説明書や公式ガイドブック、更に未公開のデザインスケッチや
オリジナル音源BGMを再生できるミュージックプレーヤーなどの
コンテンツを加えた、2500円のボリューム以上の満足度を提供してくれた1本となりました。

ヴァルケンはレトロゲームを1番熱心に集め、遊んでいた時期にチョイスしたソフトの1つで
Switchでの移植にあたり、どれくらいの再現度なのだろうと向かい合ってみれば
そこは移植において絶対の安心と信頼のM2さん、ゲーム本編は
本家SFC版と何一つ変わらない操作感とアクション性を届けていただいたので
当時熱中していたプレイヤーも安心して遊ぶ事ができました。
それでいて、ゲームプレイ中はいつでも中断できるよう
セーブ・ロードができるようになっているのがこの現代においてはありがたい。





本作は環太平洋合衆国と欧州アジア連邦が戦争を繰り広げる舞台となっており
プレイヤーである「ジェイク」が合衆国側のパイロットとして
重装機兵に乗り込み、ドンパチを繰り広げていく横スクロールアクションゲーム。


プレイヤーが乗るロボットは、特別な性能を持っているというわけでもない
量産型のロボットで、バルカン・ミサイル・パンチ・レーザーといった兵器を
駆使して、戦場を駆け回っていく。
二足歩行ロボットならではのギミックとして、ローラーダッシュやバーニアを用いた
一時的な飛行、シールドによるガード、空中から着地した際に重みがあるクセなど
2Dアクションでも、ロボットを操作しているという臨場感があり
操作が慣れるまで大変なものの、一度慣れればカッコよくロボットを
操縦できるという感覚に、少年心が掻き立てられるというもの。







特筆すべき点は、癖がありつつも慣れると楽しいロボットの操作感だけではなく
職人芸とも言えるドットグラフィックで、無骨で渋い兵器の描き込みや
戦場に晒された市街地などの背景、キャラクターの顔に至るまで
綿密に作りこまれている点が非常に秀逸。
バルカンを撃てば薬莢が飛び散り壁には穴が開き、
敵を撃墜すれば兵器は爆発しパーツは粉々になり、
操縦していた敵軍パイロットが脱出して戦場の中を逃げ惑う。
SFCのスペックで、戦場の臨場感と苛烈さをこれでもかというほど味わえる。

難易度は当時のアクションゲームらしく、敵の数が多いわ
ダメージを受けやすく当たり判定も大きい、回復できる箇所が少ないと
今改めてやると中々の厳しさを感じるものが。
現代風に言えば、いわゆる死にゲーに該当し、死んで攻略法を学んでステージをクリアして
また次のステージで死んで……といった具合になるだろう。

SFCで遊んだ当時は、コンティニュー制という制限が掛けられていた中で
ヒイヒイ言いながらなんとかやりくりしていたものの
(裏技でコンティニュー無制限にする事も可能)
そこは安心の令和移植、前述のいつでもセーブ・ロードができる機能のおかげで
「とりあえずクリアしたい、エンディングを見届けたい!」という人でも安心。

二足歩行ロボットでのドンパチが好き、重厚な世界観が好き、綿密なドット絵が好き
といった人にはとんでもなく刺さる重装機兵ヴァルケン。
改めて遊んでみても、色褪せない楽しさがそこにありました。

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